皆さんこんにちは!今井ひとみです。
今日は、急遽夕方から息子のドッジボール夜練習が遠方であります。
私は自営業なのでまだマシですが、他のお父さんお母さん達からすると、すごく大変だと思います。会社から急いで帰ってきて、ギリギリ開始時刻に間に合うかくらいの場所ですので・・・。
練習に打ち込めるという環境は子供たちにとっては嬉しい反面、私たち親の立場では、時間に追われる生活になる日が多い・・・という、なんとも言えない気持ちでもあります。
ひとまず、息子たちが頑張ってくれているので、私たち親もサポートしていきたいと思っています!でも少しゆっくり休みたい・・・(笑)
それでは、今日のテーマです!
「夫婦で意見が食い違ったらどうすれば良い?」
夫婦でも恋愛関係でも、友人や仕事仲間でも、どのような相手であっても意見の食い違いはあるものです。
今回は、夫婦関係において、食い違いが起きた場合のお話をしていきたいと思います。
夫婦の意見の食い違いとは?
人はそれぞれ価値観が違いますので、夫婦間で1つの物事について意見が割れるということは、よくあると思います。
例えば、ニュースを見ていて、
私は「賛成」
旦那さんは「反対」
というように意見が食い違うことがありますよね?
これは、ごく当たり前のことです。
夫婦だからといって、お互いの価値観が完全一致することは難しいですので、意見の食い違いは要所要所で起きます。
夫婦間で意見が食い違うこと=当たり前
まずはこれを押さえておきましょう。
そして、意見が食い違った場合におすすめ出来ないことは、
正しさを求めにいくことです。
先ほどのニュースのお話でしたら、
「こっちのほうが正しいよ!」
と主張していくようなことです。
つまり、
「こちらのほうが正しい」=「相手の言っていることが間違っている」
という状態なのです。
これは、間接的に相手を否定するという状況になります。
言われたほうは、自分が全て否定されてしまっていると感じる方も少なくありません。
また、「話をすると、毎回自分の意見は否定される」と思い込み、これがエスカレートしていくと、
「夫は自分の話を全然聞いてくれない」
「妻は自分の話を全然聞いてくれない」
というようなコミュケーションエラーに繋がり、溝が深まる可能性があります。
正直なところ、「法律違反をする」「犯罪を犯す」というように明らかに間違っているという出来事はあります。
しかし、意見というのは、
どちらの意見が正しい、間違っている、ということではないんです。
なぜなら、その人なりの考え方があり、自分なりの考え方があるからです。
ですので、
否定せずにまずは相手の意見を受け止める
ということが今日のお話しのポイントです。
「え、それはちょっとどうなの?」
というのではなく、
「へー、あなたはそういう意見なんだね」
というように、一旦相手の意見を受け止めることが重要です。
そうすると、ワンクッション入ることで、相手は否定されていると思うことが少なくなります。
そのうえで、
「でも、私は今回は賛成だと思うな」
と、「私は」思ったというように、「これが正解」という言い方をしないということがポイントです。
「えー、それは絶対に間違ってるよ!」
「だって〇〇だからさ、こっちが正しいよ!」
というような言い方をしてしまうと、夫婦の絆に亀裂を生む第一歩に繋がりかねません。
まずは、
相手の意見を否定しない
なぜそう思ったのかというところを聞いてみる
こうすることで、相手は自分の意見を否定せずに受け止めてくれているという気持ちになりますので、「もう少し自分の考えや意見を話してみようかな」という気持ちになりやすくなります。
ここを、否定でぶった切ってしまうと、
「もうこれ以上話したくないな・・・」
という気分になってしまいます。
大前提として、夫婦であっても別々の人間ですので、意見が食い違うことは当たり前のことです。
意見の食い違いが悪いのではありません。
コミュニケーションは心のキャッチボール
もう少し具体的なお話をしていきたいと思います。
例えば、外食が苦手と思っていたり、旅行はあまり好きではない、と一方の配偶者が思っていたとします。
外食や旅行が苦手というのは、相手に対して、あまり言いやすいことではないのかなと思っています。
この、
外食が苦手
旅行が苦手
ということが、間違っているというように解釈してしまう言い方を避けていただきたいというところです。
先ほどお話しした、いつも相手の意見をバッサリ斬って否定しまっていると、
旅行はあまり行きたくないな
外食は行きたくないな
ということが、言えなくなってしまう状態になることがあります。
家族で旅行や外食に行かれる方は多いと思いますが、皆が当たり前にやっていることに対して、
「ちょっと気が乗らないな」
「あまり好きではないんだよな」
という、いわゆる少数派と思われるものに対して、日々相手の意見を否定していると、意見を言えなくなる状態にさせてしまい、相手は溜め込みがちになってしまいます。
そうすると、
「旅行が嫌だなって言えないしな・・・」
「外食が嫌だなって言えないしな・・・」
と思って、渋々行くことになったりします。
提案しているほうとしては、相手が嫌だと思っていることは、言われていなければ想像もしていませんが、相手は渋々ついてきているわけです。
そこで、明らかに態度が乗り気ではないという状態を見ると、カッとなってしまう方が結構いらっしゃいます。
「せっかく旅行に来たのにどうしたの?」
「せっかく外食に来たのになんでそんな態度なの?」
というように、そこでまた衝突してしまう原因になります。
こうなると、負のループに入ってしまいます。
相手は、
「旅行が乗り気ではなかったです」
「外食は乗り気ではなかったです」
ということが、より一層言いづらいという状況になってしまいます。
意見が食い違うことは日々起きます。
日々の食い違いをいかに否定せず受け入れるか
これを意識してやっていただくと、大事なことに関して、
「実はちょっと・・・」
という、重要な本音が出てきやすくなります。
これは、毎日の積み重ねです。
相手の意見を毎日否定してしまうと、大きなコミュニケーションエラーに繋がってしまうことが結構ありますので、これを防いでいきたいところです。
ご相談の中でも、
「実は、妻にちょっと言いづらいんですよね」
「実は、旦那にはあまり言えないんですよね」
などと仰る方が結構います。
けれど、それを伝えないと相手は気付いてくれません。
相手に言いづらい状態になってしまうと、夫婦関係が複雑化してしまう要因になります。
夫婦と言えど、察することは難しいものです。
本当に伝えたいことや感情は、ストレートに伝えることが大事ですし、相手の思いをストレートに受け止めることが大事です。
コミュニケーションは心のキャッチボールです!
今日のまとめ
・意見の食い違いは当たり前
・相手の意見は否定せずに受け止める
・夫婦間で物事が言いづらくなってしまうのは危険信号
・自分の思いはストレートに伝えて、相手の思いはストレートに受け止める
相手に言いづらいという状態になってしまった場合は、こちら側から働きかけることは必要ですが、
「自分の意見が正しい」
「相手の意見が間違っている」
というような、どちらが正解ということではありません。
この正解を追い求めるということをやめて、
相手の考えを知る
自分の考えを相手に伝える
基本的なコミュニケーションが、夫婦関係においてはとても大事になってきます。
コミュニケーションは日々の積み重ねです。
相手の考えを知る努力をする
自分の考えを相手に伝える努力をする
これが、コミュニケーションの基盤になってきます。
このキャッチボールを意識して、日々の夫婦生活を過ごしてみてくださいね!