こんにちは、今井ひとみです!
昨日は、
「<前編>夫婦や恋愛相手との話し合いができない時はどうしたらいい?」
と題してご覧いただきました。
本日は、
夫婦や恋愛相手との信頼関係を深めるには
を後編としてお届けします。
ぜひ読んでみてください!
■相手の話をよく聴くこと
まず、皆さんは男女の信頼(夫婦やお付き合いしている人)ですぐ思いつくことは、どんなことでしょうか?
「浮気をしないこと」「お金のトラブルを起こさないこと」
この2つは大きな信頼関係に繋がると思います。
とはいえ、2つとも日々の生活の中でやってはいけないと大体の人はそう思うでしょう。
今回は、それ以外の部分で相手を信頼できるかできないかは、どういうところが影響しているのかを皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
日々の信頼は一体どこからくるのでしょうか・・・。
私自身考えてみて思ったことは、
「相手の話をよく聴いているか」
これが非常に重要な要素だと思いました。
長年一緒にいる夫婦だとよくあるのが、話をしていても相手は右から左へ流れていくことがよくありますよね。
事前に「●●を買ってきておいて」や「来週●●行こうね」と言っていても、忘れられてしまっていると、日々の積み重ねで信頼を失ってしまうのではないでしょうか。
相手の話にしっかり耳を傾けていないんです!
そうすると話が音声として通り過ぎて行ってしまい、話を忘れることに繋がります。
円満な夫婦との圧倒的な違いは、夫婦での会話の時間がすごく長いことです。
会話のコミュニケーションは非常に大事です。
どれだけ相手の話に耳を傾けることができているか、それができていれば大事なポイントを押さえておくことができます。
それが積み重なって日々の信頼に繋がります。
人間は言葉を持っています。
どういう方法でコミュニケーションをとることが多いかといえば、
やっぱり言葉でのコミュニケーションですよね。
「声に出したり手紙にして言葉で伝えていくこと」
これって、当たり前のようですごく大事なことです。
また、自分が何を考えているのかを相手にしっかり伝えていなければ、相手からすると、何を考えているのかよくわかりません。
そして、心のコミュニケーションエラーが起きやすくなるのです。
自分が今どういう状態か伝えることもすごく大事です。
相手のことがわからないと、すれ違いが起きてしまったりもします。
そんな時に「察してほしい」という行動をとってしまうと、相手からすれば不信感に繋がってしまうのです。
相手の話をよく聴くと同時に、
自分が抱いている感情や状態を相手に伝えていくことが大事だと思います。
例えば、その日は自分の体調が思わしくなかったとします。
その体調の変化を伝えていないと、そんな時に何かを言って聞き返されたりそのことを忘れてしまったりなどしたときには、すれ違いが起きやすくなります。
「今日は具合がよくないんだよね・・・」
と伝えておくことでコミュニケーションエラーを避けることができます。
教えてもらわないで相手のことを察することは、すごく難易度が高いものです。
■相手に寄り添うこと
さらにお互いの信頼関係を深めていくには何が必要でしょうか・・・。
それは、
「共感する・寄り添うこと」
です。
皆さんは大きな買い物をするとき、どういう方から買いますか?
長年お世話になっている方は別ですが、普通にお店に行って買うときはどういう方から買いたいですか?また、その時は何を基準にしますか?
それは、信頼できる人からではないでしょうか。
短い時間の中で信頼できるかは、相手がこちらの話をきちんと聴いて提案してくれたり、こちらのことを考えて寄り添ってくれたりなど・・・
こんな人からなら大きな物でも安心して買うことができると思いませんか?
それを夫婦の関係に当てはめてみると、
・相手の話を聴く
・自分のことを伝える
・共感、寄り添うこと
この3つがあると、相手のことが信頼できて安心して一緒にいることができると思いませんか?
寄り添う気持ちがあるのとないのとでは全く違います。
よく相談を受けている中で、「共感するのはテクニックが必要ではないですか?」と聞かれることがあります。
実は共感することは、テクニックなどは必要ないんです!
「うんうんうん」と頷きながら話を聴いてあげるなどで、それが相手に十分伝わるのです。
皆さんができると思った寄り添い方をしてみるといいです。
どんなことでもいいんです!
そばにずっといてあげるとか、好きな人同士であれば抱きしめてあげるとか、優しく手を握ってあげるとか・・・
つい日々に追われてしまい自分のことだけに一生懸命になってしまいがちですが、
相手が弱っている時やピンチの時に「どれだけ寄り添ってあげることができるのか」
夫婦や恋愛関係ではとても大事なことです。
ずっと常に寄り添うというわけではなくて、はずしてはいけない寄り添いポイントがあるのです。
それは、相手とずっと一緒にいるとわかるものではないでしょうか。
一旦手を止めて相手に寄り添うこと。意識するだけで気持ちは相手に伝わります。
「絶対に何かしなくちゃ!」と肩肘張る必要はなく、相手に向かって気持ちを向けることで伝わるものです。
そういう気持ちで自分ができる範囲で相手に何かをしてあげることがとても大事です。
■今回のまとめ
・相手の話をよく聴く
・自分のことをしっかり相手に伝えておく
・共感する、寄り添ってあげる
これを実践できると、相手との距離がグッと縮まります。
それが日々の積み重ねとなって信頼関係に繋がりますので、ここまで読んでみてもしできていなかったなと思ったことがあれば、1つずつでもぜひ実践してみてくださいね!