こんばんは、今井ひとみです!
今日は夜の投稿となりました。
昨日と比べて、今日はすごく暖かかった1日でしたね!
天気が良いと自然と心もほんわかした気持ちになります。
天気と同じように、いいことがあれば嫌なことがある日もあります。
そんな時は、朝起きて外に出た時に、空を見上げて深呼吸して心を落ち着かせて1日を過ごしてみるといいかもしれませんね!
さて、本日のテーマですが、
夫婦や恋愛相手が
「別れ」を決断するのはこんな時
です。
夫婦や恋愛相手が「別れ」を決断するのはこんな時だよというお話をさせていただきます。
私は、夫婦や恋愛相談の悩みを毎日お聞きしています。
また、行政書士として離婚協議書・公正証書の作成や養育費を定める書面を作成することも多く、皆さんのお話を聞いている中で、どのような理由で「別れ」の決断をしたのかをよくお聞きします。
この「別れ」を回避したいと思っている方は、これからお話しするポイントを押さえて、ぜひ回避できるように実行していただければと思います。
■別れを決断する理由①
1つめは、
「自分らしく生きられないと思った時」
です。
それは、まさに自己犠牲をしいているということです。
鶴の恩返しのお話しの中で、鶴女房は自分の羽で機織りしていますけれど、そのうち自分の羽がなくなってしまいますよね。
これがいい例で、「自分の羽がなくなってしまった」というときに離婚やお別れを決断してしまうのです。
それはつまり、自己犠牲なのです。
自分を犠牲にして自分の意見や感情を押しころして、ただひたすらに相手の意見に従って機嫌を損ねないように顔色を窺いながら過ごしている・・・
何かを言えばケンカになり、受け入れてくれない、すべて否定されてしまう。
そうして、自分の心を閉ざしてしまいます。
自分らしくすることはイザコザに繋がると思い、「もう無理だから何も言わずに過ごしていこう」と黙って過ごしていく・・・
これは自己犠牲を伴っている状態で、自分自身を押しころして毎日を生きているんです。
ただし、これにはいつか限界がくるものです。
限界が来た時に、「あれ、私の人生って一体なんなんだろう・・・」と思い、
「自分らしく生きていきたい」という考えになり、お別れを決断することになるのです。
「私は十分あなたに尽くしてきたよね」
「もういいよね」
今までは自己犠牲を伴って尽くしてきたけれど、
「もういいんじゃないかな」
「自分のために生きていっていいんじゃないかな」
と思ったときに「あ、これはもうお別れするしかないのかな」と思うことになります。
先ほど鶴の恩返しの例えをお話ししましたが、自分の羽はあとどれくらいあるのかは自分にしかわからないものです。
人それぞれリミットが違うんです。
お悩みの相談を受けていて「先生、もういいんです・・・」と仰ることがあり、お話を聞いていると、ある日突然、相手とのやり取りの中で「ガラガラガラっ」と何かが音を立ててくずれていってしまった、何かが自分の中でブツンと切れてしまったという表現をされることがあります。
それは、「自分のために生きていっていいんじゃないのかな」と思った時にこういう状態になっています。
では、これを回避するためにはどうしていけばいいのでしょうか。
まず、なぜこういう状態になっているのかを考えてみると、相手の意見を否定ばかりしたり、まともに受け答えしていなかったり、そもそも会話自体がなかったり・・・。
これまでのテーマでもお伝えしてきた、
「相手の話をよく聴く」
「しっかりコミュニケーションをとる」
相手のことを否定したり、馬鹿にしたり拒否したりをとめることはできるはずです。
受け入れなかったり話を聞かなかったりしていると、相手はあなたに対して無理だという判定をしてしまいます。
毎日毎日相手を叩きのめしたりしていると、相手は限界を迎えてしまいます。
お別れしたくないという方は、このあたりのコミュニケーションに気を付けて、まずは相手の人格を否定しないようにしましょう。
■別れを決断する理由②
2つめは
「相手に蔑ろにされていると感じた時」
です。
1つ目と似ていますが、自分が人として扱われておらず、配慮や思いやりを感じることができなくなってしまったとき、いわゆる「蔑ろ(ないがしろ)にされている」と感じた時に決断してしまうんです。
「自分が大事にされていない」という時・・・
例えば、夫婦であれば女性からすると「私は家政婦なのかな」と思ったり、男性からすると「俺はお金を運んでくるだけなのかな」と思ったり・・・。
「自分の価値」が家庭において見失ってしまったときに、お別れを決断してしまいます。
これを防いでいくのは、やはりコミュニケーションですが、
円満な関係を続けていくうえでさらに必要なこと、
私は相手への「尊敬」だと思っています。
昔のおじいちゃんやおばあちゃんってお見合いで結婚されたという話を聞きますよね。
「おじいちゃんがいなかったらここまでこれなかった」
「おばあちゃんがいなかったらここまでこれなかった」
と聞きます。
つまり、
「相手に対する尊敬の気持ち」「相手を大事にする気持ち」
があります。
家の中で、
「自分が必要じゃないのかな」
「蔑ろにされているのかな」
「相手にとって自分の価値って低いのかな」
「なんなんだろう・・・」
と思った時、糸が切れたように「この人と一緒にいるのは無理かな」と思ってしまう・・・
いわゆる、
「自分自身がもう無理だな、限界だな」
と思ってしまっているのです。
「適当に扱われている」
「あの人にとって私は必要ないと思う」
「大事にされていない」
このような時、「ああ、私って蔑ろにされているのかな・・・」と思っても不思議ではありません。
円満な関係を目指すには、尊敬の気持ちを持つことです。
一緒にいる方たちは、相手の素敵なところや尊敬できるところがあるから一緒になっているはずですよね。それを忘れてしまい、相手の嫌なところばかりを見てしまっている状態になっているのです。
そこにリセットをかけて
「なんで相手のことを好きになったのかな」
「なんで一緒にいたいと思ったのかな」
と遡って相手のいいところを思い出し、見つけ直してみてください!
新鮮な気持ちを持って相手と接していきましょう。
■本日のまとめ
1つ目のお話は「自分自身のエネルギー切れ」
2つ目のお話は「相手に対しての拒絶反応」
「別れ」の決断をするまでには時間がかかることが多いものです。
特に夫婦間だと、離婚に至るまでに長い年月を重ねてしまい、いつか糸が切れてしまっていることがすごく多く、一度お別れしたいと決断したら、それをひっくり返すことはかなり難しいです!
その長い時間の中で相手の異変はわかるはずです。
ヒントを見逃さないこと!
それをスルーし続けてしまうと、「別れ」という決断に至ってひっくり返らなくなってしまいます。
お別れしたいと思っている人たちは、何ヵ月も、何年もかけて決断に向かっています。
その中で、相手から出ているヒントを見逃さず、相手とコミュニケーションをとっていってみてくださいね!