Loveyourself~自分軸で幸せに生きるエッセンス

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子どものためには離婚しないほうが良いと考えている方へ

皆さんこんにちは!今井ひとみです。

 

昨日、宮崎県沖で大きな地震があり、九州や四国、中国地方にお住まいの方は大変な思いをされたことと思います。

大きな地震の後は余震が続くものですし、南海トラフ地震についても巨大地震注意の臨時情報が出ていて、心が休まりませんよね・・・。

 

少しでも、心と体を休める時間を作れることを願います。

 

2018年に北海道でも大規模な地震があって、その時は電気系統が完全に寸断されてしまい、本当に大変な思いをしたことを今でも覚えています。

 

備えあれば憂いなしの通り、定期的に我が家の備蓄状況を見直していかなきゃいけないなと改めて思わされました。

 

それでは、今日のテーマはこちらです。

「子供のためには離婚しないほうが良いと考えている方へ」

「子どものために離婚しないほうが良いのか」

ということに関する、私の個人的な考えをお話しさせていただきます。

 

 


あなたらしく生きることができていますか?

離婚や夫婦関係のご相談の中で、

 

「子どもが小さいから離婚しないほうがいいと思います」

「私が我慢すればいいです」

「子どもがお父さんが好きなので離婚して離れさせるのは抵抗があります」

「子どもを父親がいない子にしたくありません」

 

このようなご相談はすごく多いです。

 

やはり、自分だけのことではありませんし、お子さんがいらっしゃらなくてもご両親との関係性や親戚付き合いもありますよね。

人間関係を含めて色々なことが絡んできますので、皆さんがこの「離婚」を決断するには、すごく悩んだり考えたりすることと思います。

 

もちろん、両親が仲良く元気に過ごしていて、喧嘩もしないということがお子さんにとってはベストだと思います。

 

では、夫婦仲が悪くなって、

それでも一緒にいたほうがお子さんのためになるのか

というと、私はそうではないと思っています。

大事なことは、

 

お母さんが笑顔でいられるかどうか

お父さんが笑顔でいられるかどうか

 

これがとても重要なことだと思います。

子供と接する時間が長い方が笑顔でいられるかどうかが、ものすごく重要だと思っています。

 

働いているお父さんが笑顔でいられるかどうかももちろん大事ですが、お子さんが小さい時は夜の8時とか9時に寝かせることになって、その後にお父さんが帰ってくることもあり、それまではお母さんのほうが接する時間が長いご家庭も多いと思います。

 

子どものためには、接する時間が長いお母さんが笑顔でいられることがとても大事なことだと思います。

 

お父さんとお母さんと一緒に同居していたとしても、かなりの頻度で喧嘩をしているとなると、お子さんには良い影響になりませんし、

 

「お母さんが毎日つらそう」

「お母さんが毎日泣いてます」

 

という状況をお子さんはしっかりと見ています。

 

お子さんに与える影響として、モラハラやDVがよくありがちですが、お母さんがお父さんの子色を窺ってお父さんの行動や言動を確認しながら、様子を見てビクビクしながら過ごしている状態があったとするなら、それと同じことがお子さんに起きてしまう可能性があります。

 

お子さんもお父さんの様子を窺って・・・。

逆に、お母さんのほうがモラハラの場合、お父さんがお母さんの様子を窺っていると、

お子さんもお母さんの様子を窺って・・・。

 

これは、お子さんの心に負わせる傷はとても大きなものになります。

現在の夫婦関係がお子さんに影響を与えていないかは、しっかりと見ていく必要があります。

 

一概に夫婦が

「父・母・子と一緒に一つ屋根の下で暮らす」

ということが正しいということに凝り固まることは、私が違うと思います。

 

現時点でお子さんに影響が出ているという方もいらっしゃるわけです。

 

まずは、

 

自分が自分らしくいることが出来ているか

自分が笑顔でいることが出来ているか

お子さんに影響が出ていないかどうか

 

これらの部分をしっかりと確認した上で、

 

離婚をするのか

婚姻関係を継続して再構築していくのか

 

夫婦の関係性をどのように変えていったらよいのかということは、先ほどお話ししたことをしっかりと確認して決断していくべきです。

ですので、

「子どものために離婚しないほうがいいですよね?」

という質問は、そのご家庭の事情によって違ってきます。

 

お父さんとお母さんと同居をしたうえで、明るく元気に過ごすことが出来ていて夫婦げんかもないというご家庭であれば、それがベストだと思います。

けれど、すべてのご家庭がそうではありません。

 

これまでに何度もお話ししていますが、

夫婦の出来事は密室で起きていると思っています。

 

夫婦ごとに関係性も違えばそれまでの歴史も違いますし、お子さんとのかかわり方もちがってきます。

 

トータルで見てどうなのかということを、きちんと判断していきましょう。

 

子どもは親を見て育ちますから、お子さんにどのような影響を与えているのかはしっかり見極めていくべきです。

 

子どもために離婚したほうが良い

子供のために離婚しないほうが良い

 

というように、「子どものために」というだけでは議論は出来ません。

 

その親の下でお子さんの心がどのように成長しているのか

 

ここをしっかりと見ていく必要があります。

 

これまでのご相談の中で、旦那さんがモラハラで、お子さんが学校生活で友人関係に支障が出ていて、それを奥さんが学校の担任の先生から聞いて初めて「モラハラが原因」と気付いて自覚した、という方もいらっしゃいました。

 

学校の先生や保育園の先生の言っていることには、しっかりと耳を傾けたほうが良いと思います。

 


あなたの顔とお子さんの顔をしっかり見ましょう

先ほどお話ししたように、「子どものために」というのであれば、

 

あなたは笑顔でいることが出来ていますか?

 

ということがお子さんにとってとても大事になってきます。

「笑顔で楽しい毎日を過ごすことが出来ているかどうか」

これがないと、お子さんから見ているあなたは、一切笑わないお母さんということになってしまいます。笑わないどころか、

 

いつも疲れていて

いつもつらそうで

いつも苦しそうで

いつも寂しそうで

 

というお母さんを毎日見ていたとしたら、お子さんの気持ちはどうなっていくのかというお話です。

 

お母さんがいつも大変そうだから自分の悩みを言えない

お母さんがいつも大変そうだから学校で使う物を買ってほしいことを言えない

 

このような状態になっては困りますよね?

 

ですので、

「あなたに余裕があるかどうか」

これが大前提のポイントです。

 

余裕があるかの判断軸は、

「笑顔でいることが出来ているか」

「笑顔で子どもと接することが出来ているか」

というところです。

 

いつもニコニコしていないといけないということではなくて、私がお話ししている笑顔は、

子どもと一緒に「あっはっは!」と笑い合えるようなワンシーンがありますか?

ということです。

 

Youtubeを見てもつまらない

映画を見てもつまらない

アニメを見てもつまらない

どこに行ってもつまらない

何をしてもつまらない

 

という状態なのであれば、夫婦仲を改善していくことが絶対的に必要だと思います。

 

お子さんとたまにゲームで遊んだりとか、学校の友達とのやり取りを聞いて会話をしたりとか、このような時間を取ることが出来ているかどうかを判定していただければと思います。

 

旦那さんや奥さんのモラハラやDVに耐えながら、お子さんがそれを間近で見ているというのは違うと思います。

 

私だけが我慢していればいいんだ

離婚を回避できるなら私だけが我慢していればいいんだ

私だけが我慢していれば夫も子どもも幸せなんだ

 

これは違います!

 

お子さんから見て、あなたが毎日つらそうにしている様子を見ているお子さんの立場からしてみれば、

 

「それで両親が離婚しないからハッピー」

と、お子さんが思えると思いますか?そうではないと思います。

 

お子さんが夫婦の関係性で悪影響を受けていないか

これがとても重要です。

 


今日のまとめ

・お父さんやお母さんが笑顔でいることが出来ているかどうか

・子どもが夫婦の関係性によって悪影響を受けていないかどうか

・夫婦の出来事や家族の出来事は密室で起きている

・子どもの心がどのように成長しているのかを見極める

 

お話ししたように、

夫婦の出来事や家族の出来事は密室状態なんです!

 

これが正常なことなのか、異常なことなのかの判断が自分でつきづらいという状態になっている可能性があります。

ですので、他者から意見をもらうことが大事になります。

 

子どものために離婚しないほうが良いのかと思っているなら、それはあなた自身が客観的に見ていかなくてはいけません。

 

わからないのでしたら、三者にしっかり確認しましょう。

ご両親や友人、学校の先生や保育園の先生など。

 

自分以外の目線を持っている方にきちんと聞いたうえで、

「今のうちの状態はどうなんだろう」

ということを判断していきましょう。

 

これまでのブログでもお話してきましたが、

 

自分の顔を鏡で見てみてください!

お子さんの表情も見てください!

 

よく見た上で、今のあなたの状態を自分で判断していってくださいね!