皆さんこんにちは!今井ひとみです!
年のせいか、翌日になっても疲れが取れていません!(笑)
私は、もう40代半ばですので、健康には気を遣って定期的に運動もしていますが、若い頃のような体の元気さが失われてきているのを実感しています・・・。
けれど、幸いなことに心は元気な状態ですので、この1週間も張り切って頑張っていこうと思います!
そして、いつも私のブログを読んでくださっている皆さま!
本当にありがとうございます!!!
ご覧いただいて、何か気になったことなどありましたら、ぜひコメントをいただければと思います!
それでは、今週最初のテーマはこちらです。
「昔の結婚に学ぶ!夫婦円満のヒントとは?」
とはいえ、昔のご夫婦も喧嘩をしたり、話し合いの時間を作ったりなど、たくさんのことを乗り越えてきたのだと思います。
それでも、夫婦円満でやってこれたのはなぜか、というお話をしていきます!
結婚式に初めまして!こんにちは!
昔の結婚は、結婚式の当日に、
「初めまして!こんにちは!」
という方がいらっしゃったようです。
ほぼほぼ、「お付き合い」という時間はなく、いきなり「結婚式です!」という状態となり夫婦となったわけですが、それでも年齢を重ねておじいちゃんおばあちゃんになっても仲が良く、夫婦円満というお話をお聞きします。
では、お付き合いの期間が無くいきなり結婚式となったにもかかわらず、なぜ円満に過ごすことが出来ていたのでしょうか。
昔は、「離婚」というものが極めて難しかったと思います。
「離婚は出来ない」
と言っても過言ではなかったようです。
家業を営まれていたり、畑や田んぼや畜産をしていたりなど、夫婦で一緒に1つの仕事をしながら家庭を成り立たせている方が多かったと思います。
そうすると、「離婚」という選択肢自体が存在していないという状態になります。
「なんとかして夫婦関係を良い方向に継続していかなくてはならない」
という思考が働き、こういう目線で物事を見るということになっていたのです。
「少しでも相手のために何かをしてあげよう」
「少しでも相手のことを考えていこう」
というように、思いやりや気遣いが意識出来るようになっていたのではないかと思います。
そもそも、結婚式当日に「初めまして!こんにちは!」ですから、相手のことはよく知らないわけです。結婚初日から、相手のことを知るという状態からスタートするわけです。
そうすると、「相手の良いところを探していく」というところに自動的に脳内が切り替わってくることになります。
そうしないと、夫婦生活が成り立たないからですよね。
「この人はこんないいところがある」
「ここもいいところがあって優しい」
など。
よく、
「おじいちゃん優しかった」
「おばあちゃん優しかった」
というように仰られる方も多いのではないでしょうか。
以前のブログで、一度相手のことが「嫌い」と脳が切り替わってしまうと、相手の良いところはスルーされてしまい、嫌いなところばかりが目についていく、というお話をさせていただきました。
今日のお話しはしそれとは逆で、良いところにフォーカスをしていますので、
「多少の違和感や意見の違いは何とかして乗り越えていこう」
となり、良いところにフォーカスして、
「この人いいところあるよね」というモードに入っているということです。
これが、夫婦の生活やコミュニケーションを良くしていく秘訣なのではないかと思います。
「自分のところにお嫁に来てくれてありがたい」
「自分を受け入れてくれてありがたい」
というように、相手への「ありがとう」という気持ちがあり、その一心で本当に頑張られてきた方が多いのではないかと思います。
まさに「プラスのループ」に入っていって、コミュニケーションを良くとれるようになり、お互いを尊重してうまく関係性を作ることが出来ていたのではないかと思います。
これは、ゼロベースでのスタートですから、一つ一つ結婚生活の中で積み上げていく力なのではないかと思います。
相手への「期待」や、「察してほしい」「これくらいわかってよ」ということは無いんですよね。
昔は、言葉よりも行動で相手を尊重し、相手のことを思いやっていたのではないかと思います。
これくらい当たり前!!になっていませんか??
では、ここまでのヒントを元に、今の皆さんの夫婦生活に当てはめてみて、どのように生活していくことが夫婦円満でいられるのかを見ていきましょう。
先ほどのお話しですが、最初の出会いから考えると、そもそも相手に対する「期待」というのは無いですよね。これから相手のことを知っていくということですから。もちろん、相手に察してほしいということもありませんよね。
では、今の皆さんの夫婦関係に当てはめていただくと、相手に対して
「期待」や「察してほしい」
ということが結構あるのではないでしょうか。
現代では、まず恋愛をしてお付き合いをしてから結婚される方が多いですので、結婚初日がすごくホットな状態かというと、そうでもないかと思います。どちらかというと、お付き合いが成立した時が1番ホットな状態であることが多かったと思います。
私がご相談を受けている中でこれは多いなと感じることは、結婚をして夫婦となった瞬間になぜか、
「相手は自分のことを全てわかっている」
「自分のことを全て察してくれる」
というように、婚姻届の魔法がかかってしまっている方が結構多いと思います。
婚姻届けがどういうものかは、先日もお話ししましたのでご覧ください。
「夫なんだからわかってよ」
「妻なんだからわかってよ」
「言わなくてもわかってくれるだろう」
「気を利かせてくれるだろう」
という相手への「期待」を持っている方が多いと感じています。
「期待」を持っていると、相手に対するハードルを上げてしまっているんです。
相手がわかってくれなかったとしたなら、それがイライラや怒りに繋がっていく原因となっているのです。
また、
「察してほしい」「これくらいわかってくれる」
という気持ちを持っていると、相手がその通り察してくれたとしても、それが
「当たり前のこと」
になってしまい、相手への感謝の気持ちが湧き上がってこないんです。
お話ししたように、昔はそのような「期待」はなかったわけですから、相手が何かをしてくれたなら「ありがとう!」という気持ちが湧いてきて、「こんなに自分に何かをしてくれたなら私もあなたのために何かをしよう」という気持ちになります。
まさに
「ありがとうのループ」
に入ってくるのです。
「これくらいが当たり前」にベースを置いていると、「ありがとう」という感謝の気持ちが少なくなっていき、イライラや怒りが増えていくことになります。
こうなると、日々の感情がネガティブに傾いていってしまい、夫婦関係の悪化に繋がってしまうことになります。
現在、夫婦関係が良くないという方は、この「当たり前」という感情を外していただいて、相手に対してハードルを上げすぎていないか、相手の言動や行動を見つめ直してみて、「ありがたい」を探してみましょう!
実はあると思うんです!
埋もれてしまっているだけで見えていないんです!
それは、あなたが心のハードルを引き上げてしまっていることが原因であって、このハードルの下に埋もれているものは、「当たり前!」「こんなことしてくれても・・・」のような気持ちになっていて、埋もれてしまっているのです。
そこをぜひ掘り起こしていただいて、相手に対する「ありがとう」の気持ちを持つことで、昔のおじいちゃんやおばあちゃんに学ぶ、相手の良いところを探していく。
「ありがとうのループ」に入り
「ありがとうのラリー」をしていきましょう!
今日のまとめ
・昔は簡単に離婚は出来ない状況だった
・ありがとうの気持ちからプラスのループへ
・婚姻届は魔法の紙ではありません
・今だからこそ「ありがたい」を探してみましょう
おじいちゃんやおばあちゃんは、相手に対して感謝をしている方が多いと感じています。
「おばあちゃんがお嫁に来てくれて良かった!」
「おじいちゃんのところにお嫁に来て良かった!」
こういうことなんですよね。
ここが大前提でベースにありますので、夫婦の関係性がプラスのループに入っていくことが出来るのだと思います。
何かをする前から「それは無理」と思っていては、何も変わりません!
ここまでご覧いただいて、ぜひあなたがベースに持っているもの、夫婦としてベースに持っているものをもう一度思い出してみて、
「私と結婚してくれてありがとう!」
ここに今一度立ち返っていただいて、夫婦円満のヒントにしてみませんか???