皆さんこんにちは!今井ひとみです。
今回は、
「夫が家に帰りたくないと思う時」
です。
今日は「喧嘩した時」を中心に、
「奥さんがこういう行動をすると帰りたくないと思ってしまうのではないでしょうか」
ということをお話をしていきます。
旦那さん側の「帰りたくない時はどんな時か」と、
奥さん側の「そんな時はどうしていけばいいか」のお話しに繋がっていきます。
昨日の喧嘩の第2ラウンドはしない
男性の方からのご相談の中で、
「家に帰りたくないんですよ・・・」
と仰ることがチラホラあります。
旦那さんも仕事ですごく疲れているはずなので、本当でしたら早く家に帰りたいはずなんです。
なぜ帰りたくないと思ってしまうのか・・・。
当たり前のことかもしれませんが、多くの場合は、
「奥さんと喧嘩している最中の時」
ですよね。
喧嘩をしている最中とはどういうことかというと、
「前日の喧嘩をそのまま引きずっている状態」の時です。
「帰りたくないな」と思うということは、
過去の経験上、前日の夜の喧嘩が朝に回復していない可能性があります。
自分が夜に帰宅しても、奥さんが前日の夜の喧嘩をそのまま引きずっている・・・
そうなると、帰ったら奥さんがまだ機嫌が悪い状態ということ・・・
例えば、無視されたり冷たくされたり、ご飯をいつも一緒にとっているけれどそれがなかったり。あるいは、帰ってきたら突然「昨日の話の続きをしましょう」と言われてしまうこともある・・・
行動は人それぞれですが、奥さんが前日の喧嘩を引きずっている時は、
旦那さんは「帰りたくない」という気持ちになりやすくなってしまいます。
普通に考えると、そういう気持ちになるかもしれませんよね。
帰りに寄り道していたり、帰れる状態なのにダラダラ残業してみたり。
帰りが遅いと奥さんは待ち構えているわけですから、
「遅い!」となって、どんどん怒りが増してしまうことになります。
1日仕事を頑張って疲れた状態で帰ったところに、怒りモードの奥さんが待ち構えていると思うと、客観的に考えても「それは帰りたくないよね」と思っても仕方ないかもしれません。
私が旦那さんと同じ立場だったら正直帰りたくないと思います・・・。
と言いながらも恥ずかしながら・・・
以前私も旦那さんに同じことをしてしまった経験があります(笑)
そういう経験がある今だからこそ、
「あー、それは家に帰ってきたくないよね・・・」と思ってしまうわけです。
こんな状態で旦那さんが帰ってきても、まともな話し合いができるのかと考えると
難しいのではないかと思います。
また、怒りを1日持ち越すとどうなるのかといえば、人間はデフォルトでネガティブに思考を進めるように出来ているので、怒りを持ち越すということは、怒りが増幅してしまう、どんどん腹が立っていくということになります。
昨日解決しなかったものを、一晩たって翌日に第2ラウンドをしたところで奥さんとしては怒りがさらに増していますので、解決に向かうことが出来るのかといえば難しいです。
旦那さんは旦那さんで自分が悪いと思っていても、
「ごめんなさい」という言葉がでてきにくくなってしまうんです。
1日持ち越すことで、奥さんとしては
旦那さんの態度や言葉に対するハードルが上がってしまうことになるのです。
「昨日」・・・50の謝罪で許すことができていた
「翌日」・・・100の謝罪がないと許すことができない
といったように、ハードルが高くなってしまうのです。
翌日に喧嘩を持ち越すということは、とても危険がはらんでいることなのです。
まずは自分で自分の怒りの炎を消化すること
もし前日の喧嘩で話がまとまらなかった時はどうしたらよいのでしょうか。
一晩立ったのであれば、一旦冷却期間に入ったほうが良いと思います。
なぜかというと、怒りの感情を引き続き持つと、ネガティブの方向に思考が進むのでイライラや怒りが増幅してしまうからです。
ここでおすすめの方法は、
「自分自身と向き合うこと」
「なんで私は旦那にこんなにイライラするんだろう・・・」
というところに、一旦自己分析をかけていただきたいのです。
怒りの感情を持ち続けると、話の本質からそれてしまって、些細なことや中心的な話ではない方向に引っ張られてしまい、余計イライラを探しにいってしまいます。
まずは自己分析をかけていくことで、自分の怒りの気持ちを生み出している原因を突き止めることが大事です。突き止めた後は、自分で解決する方法がないのかなというところに焦点を当ててほしいのです。
自分の考え方や見方を変えることでクリアに出来ることがあるはず。
また、友人や知人や親族などにお話を聞いてもらって発散させるのも良いです。
自分の気持ちを外に出していく、アウトプットしていくことが大事なことです。
一旦このイライラを自分の中から取り出してその正体を見つめてくださいということです。
話すことでスッキリすることも多いはずです。
自己分析は、
自分で自分に共感することができます!
「あ、たしかにここって私の中では地雷だったな・・・」
「自分にとって1番嫌なことを言われたから嫌だったんだな・・・」
このようなことが見えてきます。
自分に対して「これは腹が立ったね」と言ってあげることで、
心の消火活動が出来るようになってきます。
燃えている状態で第2ラウンドに持ち越すのではなくて、燃えた火を消火させていきましょう。
消火活動は自分自身で出来ることです!
① 消火させる
② 自分自身と向き合う
ここまで進めることが出来ると、
旦那さんへの怒りの感情をグーっと抑えることが出来てきます!
冷却期間を設けてから数日経過して、
旦那さんがきちんと話を聞いてくれる状態の時に、
「改善してほしいこと」
「気を付けてほしいこと」
「配慮してほしいこと」
「気遣ってほしいこと」
を言うのが効果的です。
普段から中々うまくいかないという方は、
まず「相手がきちんと話を聞いてくれる状態を作る」ということを目標にしていただくと良いのではないかと思います。
今日のまとめ
・喧嘩は翌日に持ち越さない
・翌日に持ち越してしまった時は冷却期間を設ける
・相手が話を聞いてくれる状態を作ってから伝える
先日のブログでもお話ししたように、
大きな喧嘩は取り返しのつかないことになってしまう可能性があります。
手前の段階でとめていただくためにも、第2ラウンドをするのではなくて
自分で自分の気持ちを冷やしていくことにパワーを使っていきましょう!