Loveyourself~自分軸で幸せに生きるエッセンス

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夫婦の関係に100%を求めないこと

皆さんこんにちは!今井ひとみです。

 

早くも1月が終わろうとしていますね。

先日お話しした通り、北海道では季節外れの暖かさが続いています。

道路から雪がなくなっていて、とても運転しやすいです。

 

本当にこんなこと今まであったかなぁ・・・と思うくらい。

全国的にも暖かいみたいですよね!

 

なんだか最近は暗いニュースばかりが続いているので、何か明るい話題があるといいなぁ・・・と思う今日この頃です。

 

それでは、今日のテーマはこちらです。

「夫婦の関係に100%を求めないこと」

100%を求めないという文字だけを見ると、「いや、私は100%なんて求めてない」と思う方がいらっしゃるかもしれません。

 

そうではなく実態として100%と聞いたら「それはないだろう」と思っていても、100%を求めにいっていることがあるんですよ!というお話です。

 

 


【夫婦の関係に100%を求めないこと①】

特に今日私が皆さんにお伝えしたいのは、

生きている中で大抵のことはあなたが努力した分だけ前に進んでいってる

ということです。

例えば、筋トレとかジョギングとかはわかりやすいです。昨日より今日、今日より明日ということで、1歩1歩進んでいってるということがわかりますよね。鏡とか見た時「あ~、筋肉ついてきた~!」とかなると思います。

 

これって、筋トレ1つとってもやり方とかってあるじゃないですか!やり方が大きく間違っているとかってそれほど無いと思いますし、なんとなくYoutubeとかを見て見よう見まねでやってみたとしても、「あれ?昨日より今日のほうが良い!」って進んでいけると思うんです。

 

資格試験とかもそうですよね。1回目に不合格になってしまったとしても、1回目よりも2回目、2回目より3回目というように、努力をするだけ物事は進んでいきます。

 

ですが、

人間関係だはあなたが努力をしたからといってもその努力の分進んでいくとは限らない

ということを、今日はぜひ腑に落としていただきたいです!

 

なぜかというと、先ほどお話しした筋トレとかって自分だけじゃないですか!自分が自分に対してやることですので、後ろに下がるということはほとんどなく、前進していくことが出来ます。継続は力なりというやつです。

 

けれど、人間関係だけは相手があることなんです。

あなたとは別の人間が相手なんです。

 

ですので、あなたが良かれと思って一生懸命やったことが相手にとっては「あまり・・・」ということもあります。

 

それは、人ぞれぞれ価値観や考え方が違うから。

 

あなたが努力をした分相手も返してくれるのかというと、それは違うということです。

だから、ここに多くの人が苦労してしまうんですよね。

 

大抵のことは、自分やった分だけリターンがあります。

しかし、人間関係はやっても戻ってこないことがあるという、おかしな状況が起きうるわけです。

 

そのことに対して納得がいかないと思ってしまう方がいらっしゃると思います。

 

「自分がこれだけ努力しているのにどうして相手は気付いてくれないんだろう・・・」

「自分がこれだけ尽くしているのにどうして相手は返してくれないんだろう・・・」

「こんなに頑張っているのになんでだろう・・・」

 

ということが起きてしまうのが人間関係なんです。

 

ここを腑に落としていただくと、私がこれまでにもお話ししてきた、

自己犠牲をしなくなる

ということに繋がるんです!

 

ここを理解していないと、

限界を超えてまでやってしまう・・・

自己を犠牲にしてしまう・・・

ということに繋がってしまいます。

 

「これだけやったんだからわかるだろう・・・」

とズンズン進んでいってしまう・・・。

 

それでもわからないことがあるのが人間関係なんです!

なぜなら、相手はあなたではないから。

 

あなただったら気付くことでも相手は気付かないことがある

あなただったら出来ることでも相手は出来ないことがある

あなただったらAとBならAを選ぶけど相手はBを選ぶことがある

 

これが人間関係です。

 

ここを腑に落としていただければ、今日のタイトル「100%を求めない」ということがおわかりいただけると思います。

 

このように、人間関係だけは100というところにはいけないんです。

なぜかというと、すれ違ってしまうから。

 

すれ違いが起きるのが普通であって、人間関係は相手と一致することのほうが珍しいと考えたほうが良いと思います。

 

お互いに分かり合えるには時間がかかりますし、いくら価値観が似通っていたとしても価値観が完全一致しているという人間はいません。ですので、どこかでズレが生じるわけです。

 

ズレが生じてしまいますので、

夫婦の関係性に100というのはありえない

ということなんです。

 

最初は100だったという方がいらっしゃるかもしれませんが、それはお互いに相手に合わせていたからです。相手に嫌われたくなかったり別れたくなかったりして気を遣っていたから。

 

全力でお互いに相手に合わせるということで「100という見た目」が生まれていたんです。でも中身は違います。「100という幻想を見ていた」ということが正しいですよね。

 

ですので、100の一致というものを求めていく方が多いですが、本来違う価値観を持った生まれも育ちも違う別々の環境で育った男性と女性が夫婦になっているわけですから、夫婦の関係性に100というものは生まれないということです。

 

ここをしっかりと理解していただければと思います!

 


【夫婦の関係に100%を求めないこと②】

では100がないとしたら、どうしていけば良いのでしょうか。

 

出来る限りズレのパーセンテージを少なくさせていきたいですよね。

「100がないのはわかったけど80はいきたい・・・」

じゃあどうしていけば良いか。

 

その答えは、

違いを知る

ということです。

私と旦那さんの違いを知るということなんです!

違うということをきちんと見つけていくことが大事。

 

違うところを見つけていくことによって、寛容になれますし喧嘩を避けていくことも出来ますし、違うことがわかっているからこそ折衷案を出せる・・・折り合いをつけていくことも出来ます。

 

この違うということをわかっていないと何が起こるのかというと、

自分の考えを押し付けてしまう

ということに繋がってしまいます。

 

違いを知らなければ、お互いに

「合わせてよ!合わせてよ!」

となってしまう・・・。

 

違いを知っていれば、

「あ、これは無理だな」

ということがわかるわけです。

 

それが無理なのだとすれば、

「どうすればわかってくれるかな」

「どうすれば快く思ってくれるかな」

というところに辿り着くことが出来ます。

 

この価値観の違いというのは、よくお話しする目玉焼きには何をかけるか問題を考えていただければと思います。醤油をかけるかたがいればソースをかける方もいたり、ケチャップをかける方がいればマヨネーズや塩コショウをかける方もいる・・・。

 

ここを一致させようと思っても難しいですよね。

「旦那さんは醤油をかける派でも私はソース派なんだ」

というように、ここの違いを理解しておけばいいのです。

 

その違いがわかっていれば、旦那さんに対して

「目玉焼きにはソースかけてよ」

なんて言わないわけです。

 

「じゃあお互いにおいしく食べるために別々の物をかけて食べよう!」

寛容になれるわけです。

 

これを、色々なところに適用させていただきたいんです!

まずは違うことを受け止める。

違うのは当たり前ですからね!

 

「あ、ここも違うんだ」

「あ、そこも違うんだ」

「ふむふむふむ・・・」

というほうに進んでいただきたいです!

 

私は夫婦の仲で大事なことは、

違いを知って理解をする

ということだと思っています!

違いを知って理解することによって、価値観の違いはあれどその違いのブレ幅を小さくしていくことが出来ます!

 

違って当然

違って当たり前

 

だから、違いがあったなら、

「あ、違いきたー!」

「どれどれどれ!」

というぐらいのテンションでいればいいんです!

 

「なんで合わせてくれないの?」

「なんで一致しないの?

というように、一致に持っていくのではよくありません!

 

そうではなく、

「どうして違いが生まれたんだろう?」

というほうを考えていくべきです。

 

100を目指すのは一致することが当然という考え方です。

 

夫婦は違って当然

違うことを理解していくことが必要

 

そうすると、80や90というところを目指していくことが出来ると思います!

 


【今日のまとめ】

・生きている中で多くのことは努力した分だけ返ってくる

・人間関係だけは努力が報われるとは限らない

・夫婦関係において100というものは存在しない

・夫婦のズレを小さくするには自分と相手は違うということを知る

 

「夫婦で5年一緒にいるんだからわかるでしょ?」

「10年一緒にいるんだからわかるでしょ?」

夫婦としての年月が加わることで、余計に100というものを求めていくことになります。

 

ですが、100というものはありません!

 

結婚して5年経っても10年経っても20年経ってもわからないものはわからないですし、腹立つことだってあります。

 

ここをしっかりと腑に落としていただければと思います!