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夫婦の改善点の見つけ方と改善策

皆さんおはようございます!今井ひとみです。

 

夏休みに入るということで、末っ子の育てていたアサガオを学校から持ち帰ってきました。毎朝水をあげている姿を見ていると、もうすぐこういうのを見ることもなくなるのかな・・・と少し寂しい気持ちになりました。

 

大きくなったらこういうことはしなくなるので、今のうちにとたくさん写真も撮っています。

かれこれ、もう何万枚撮ったか・・・というくらいです(笑)

 

それでは、今日のテーマです。

「夫婦の改善点の見つけ方と改善策」

どうやって改善点を見つけて、どうやってクリアにしていくのがいいのかをお話ししていきます。

 

 


夫婦生活は違和感があるのが当たり前

夫婦の改善点と言っても、中々難しいですよね。

いつもお話ししていることですが、夫婦といえど生まれも育ちも違う、男性と女性が一つ屋根の下で生活をしていくことは、とても難易度が高いことです。

 

2人の違いはよく出てくることなんだよ

ということを、まずはベースに置いておきましょう。

 

改善点という言い方をすると、「夫婦の価値観を直していかなければいけない」というように考えてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

 

夫婦は違いがあるのが当たり前です。

例えて言うなら、同じお家で育った兄弟であっても違いが出るわけです。

極端に言うと、親と子であっても違うわけです。

 

ハッキリ言うと、

夫婦で生活をしていく中で、相手に違和感を抱かないほうがおかしいです!

 

違和感を抱いて当たり前!

ですので、夫婦のどこを改善していけばいいのかと考えた時、

相手に「ここを直してほしい」などと言うのはこれは改善点とは違います。

 

洗濯物の干し方が違うとか、洗濯物の畳み方が違うとか、整理整頓の仕方が違うとか、お皿の洗い方が違うとか。

このようなことは、違って当然です。

 

相手との価値観の違い、違和感をゼロにしていくということがそもそも違うのです。

 

もう1度言います!

夫婦とはそもそも相手に対して違和感を覚えて当たり前

これをしっかりご自身の中に落とし込んでください!

 

もし、相手が違和感を感じていないということがあれば、それは相手が我慢しているということです。もしくは、違いが気にならないという方か、一生懸命あなたに合わせていて疲れているか、ということです。

 

その上で、夫婦の改善点は何かというと、

違和感を理解した上でのコミュニケーションのあり方

だと私は思っています。

私は、皆さんからのご相談の時に、仲が良い時は誰といても何をしても仲が良いものであって、仲が良いというところを基準にして考えるのではなく、悪い時にどうやって乗り越えていくのか、というコミュニケーションの仕方というものについて良くお話ししています。

 

例を出すと、相手が怒ってしまったとします。この時、

どうやって歩み寄っていくのか

ここの部分だと思います。

 

あなたに非があるのでしたら、それは謝ったほうが良いですが、そうではなく相手が怒っている時に理由がわからなければ、どうしていけば良いのかわかりませんよね?

 

ここで、もしあなたが、明日の朝まで冷却しようと思うタイプだとします。

片や、相手も一晩話してほしくないから冷却しようというタイプだとします。

そうすると、この2人は一致しているということになります。

 

喧嘩の内容や中身は置いておきます。

問題は、喧嘩をした時に、

「冷却したほうがいいな」「一晩無視して話さないほうがいいな」

と思っているのであれば、それはOKです。

 

相手が怒っている状態で「話し合いしましょう」となって、あなたも同じく「話し合いしましょう」となって朝方まで話し合いをしたとするなら、それも2人は一致しているので、これもOKです。

 

ここまでお話しすればもうおわかりかもしれませんが、問題は、

片方が話したいと思っている

もう一方は話したくないと思っている

この場合は、改善点を見つけていかなければいけないよねということです。

 

悪い状況になった時、良い方向にもっていくためのアプローチがズレている場合は、

改善点を探していったほうがいいということになるわけです。

 

これだと、このままでは分かり合えませんよね?

お互いに納得が出来ません。

 

ここにコミュニケーションのクリティカルなズレが生じているわけですから、

これは夫婦の改善点ですということになります。

 

夫婦の改善しなければいけないポイントは、お互いの価値観を合わせることではありません。

 

夫婦が悪い状態になった時、

仲直りの方向性がズレている場合に改善点を見つけていかなくてはいけない

というところです。

 


夫婦喧嘩の回復の仕方は冷静に点数をつけて高いほうに寄せること

先ほどの例で言うと、

片方はとことん話し合いたい

もう片方は話したくない

ということになると、この場合は、話したくないほうに合わせるしかありません。

話し合いたくない人は、もう耳を塞いでしまっています。

あなたの話を聞くモードに入っていないわけです。これでは分かり合えません。

 

中間を取ることは出来ませんので、どちらかに寄せるしかないのです。

無理に中間を取ろうとしないようにしましょう!

無理に中間をとっても、よくわからないことになり、2人とも不満を抱えて終わってしまいます。

 

話し合いたいと思っている方は、諦めるしかありません。

これが、夫婦の改善点です。

 

価値観が違うわけですから、どちらか一方に合わせるということは必要です。

話し合いをしたいというほうに、話し合いをしたくない人を引っ張ってくることは至難の業です。

なぜなら聞く耳を持っていないから。

 

話を聞いているふりはしてくれるかもしれません。

けれど、それでは相手に話したいことは伝わりません。

 

結果的に、話し合いをしたい人は、せっかく話をしたのにわかってくれなくて落ち込みます。話し合いに引っ張り出されたほうは、もう眠たいのにやめてほしいという拷問のような状態になります。

 

これは、夫婦の関係性を悪くする以外の何者でもありません。

どちらも嫌な気分になって終了してしまいます。

 

一方、話し合いをしたくないほうに合わせると、話し合いをしたくない人は満足します。さらに、話し合いをしたい人は、聞いてもくれなくてイライラするかもしれませんが、沸騰した気持ちは翌朝には冷めているものです。

 

翌朝になってさらに腹を立てている人は珍しいですので、クールダウンすることが出来ます。

 

少なくとも、話し合いをしたくない人が満足を得られるわけです。

どちらかでも満足したほうが、その先の仲直りに繋がりやすくなります。

 

これで夫婦の間の仲直りまでの方法としては、決着するわけです。

 

しかし、話し合いをしたい人のフラストレーションは溜まると思いますので、折を見て相手は聞く耳を持ちそうな時に話をしていきましょう。

 

意見が割れた時は、どちらかに合わせなければいけませんので、どちらに合わせるとどうなるのかということを、シミュレーションしておきましょう。

 

トータルでどちらが良いのかを判断していくのが良いです。

諦めるほうは、

「なんで譲らなきゃいけないのか」

と思うかもしれませんが、冷静に考えると「こちらのほうが得だな」ということがわかります。

 

ここで1つ注意点です。

今お話しした通りになるとも限らず、

「相手に一生懸命話をすれば相手は聞いてくれるはず」

だと思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

これは絶対に思わないようにしましょう!

 

こう思うことで、あなたは相手に対して過大な期待をすることになります。

「そんなことがあるわけない」

と思っていて、結果的に話を聞いてくれなければ、期待を裏切られたということになってしまいます。

 

どちらが得かを点数をつけて判断していくことが有効です。

それが、あなたのためになります!

 


今日のまとめ

・夫婦生活は違和感の連続が当たり前

・夫婦の改善点はコミュニケーションのあり方

・コミュニケーションのズレは夫婦の改善点

・得をするのか、損をするのかを点数をつけて判断していきましょう

 

 

自分の価値観を相手に押し通すのではなく、

 

得をするのか、損をするのか

 

このような目線で、冷静に考えてみてくださいね!