皆さんこんにちは!今井ひとみです。
昨日お祭りで食べ過ぎたせいか、今日になっても全然お腹が空きません(笑)
特に歳を取ってからは、普段しないことをすると翌日に影響が出てしまいます。
いかに毎日の習慣が大事かということを実感しています・・・。
皆さんも、普段やらないことをやる時は十分ご注意ください!
それでは、今日のテーマはこちらです。
「自分の価値観で相手の気持ちを決めつけないこと」
以前からお話ししていることですが、あなたの持っている価値観とパートナーの持っている価値観は違うことが多いです。
もちろん、価値観が同じ夫婦もいらっしゃるかと思いますが、
価値観が完全に一致している夫婦はいないと思います。
どちらかというと、価値観が合わないという夫婦のほうが多いです。
今日は、この価値観に関するお話をしていきます。
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価値観が違うとはわかっていても自分の価値観で判断してしまう
人は、自分に持っていないものを持っている人に惹かれるという傾向があります。
自分とは違う価値観を持っている方が旦那さんであり奥さんであり、彼氏であり彼女であり。
それで一緒にいることに対して弊害が出てくるものです。
ここをどのように乗り越えていけばいいのかという悩みを抱えている方も多いのではないかと思います。
まずは、
あなたと旦那さん
あなたと奥さん
どのくらいの価値観の違いがありますか?
というところを考えていただきたいと思います。
ここで仮に、「価値観が結構違うな」と思った方は、
あなたの価値観で相手の気持ちを判断していくとそれがおかしなことになってしまう
というところに繋がってくるのはお分かりですか?
私と旦那さんは価値観が結構違うということがわかっていても、
あなたの価値観で旦那さんの気持ちを判断しているシーンが結構多いんです。
ここをクリアにしていただくと、
相手が何を考えているのがわからない
相手の発言や行動がありえない
というトラブルが減ってくると思います。
例えば、夫婦喧嘩が起きた時に、とことん話し合うべきと考えている奥さんがいるとします。一方で、旦那さんとしては話し合いはしたくなく、ここまで喧嘩になってしまったのであれば、話し合いは継続するべきではなく一晩寝て起きてから仲直りすればいいと思っています。
これだと、価値観が合っていませんよね?
奥さんの中では、
相手のことが好きならば話し合いが出来るはず
2人の仲をより良いものしていくためには今話し合いが必要なはず
と思っています。
つまり、
「こうするべき」
と思っているということです。
ここが1つの正しい回答と奥さんが自分の価値観として強く思っている状態です。
そうすると旦那さんが、
「今日はもう話し合っても無駄だよ」
「だから明日にしよう?」
と言ったとすると、奥さんは自分の「話し合いが正しい」という価値観に囚われているわけですから、そう言われた時に、
「あ、この人は私と今後結婚生活を続けていく気持ちがないのね」
という方向に発展してしまうということです。
これが、
自分の価値観で相手の気持ちを判断してはいけない
ということです。
けれど裏のストーリーがあって、旦那さんには旦那さんの言い分があるわけです。
今は、2人も頭に血が上ってしまっている状態で話し合いをしたとしても、良い方向の話し合いは難しいと旦那さんは思っているとすると、冷静な状態であれば、
「それは一理ある」
「たしかにそういう意見もあるよね」
というように思えるわけです。
しかし、カッとなっている時に奥さんがそう言われたとしても、
これは、旦那さんが話し合いを放棄したわけではありません。
今後夫婦生活を良くしていきたいという気持ちが0というわけでもありません。
夫婦関係や恋愛関係においては、多くの方がこれをやりがちです。
「話し合いが必要な時なのになんで話し合いがいらないっていうの?」
「話し合いがいらないってことはもう私といたくないってこと?」
というように飛躍してぶっ飛んでしまっている状態になっていることがあります。
もちろん、奥さんからすればこの問題は解決しなくてはいけないので、頭がカッカしていてもある程度のところまで話し合いは進めるべきだというのが奥さんの視点です。
また、話し合いを進めたほうがいいと思っていることも奥さんの視点です。
話し合いが今後の夫婦生活を継続させていくために、話し合いが今必要だと思っていることも奥さんの視点です。
奥さんにとっては、これらがマストのことかもしれません。
ですが、イコール旦那さんがそのように認識しているのかというと、
それは違うということです。
なぜこのようなことが起きるのかというと、
奥さんの中で、絶対に必要なこれが正しい道だと思考をロックさせているからです。
この状態で、相手がそれをやりませんとなると、
「それって私との結婚生活を諦めるってこと!?」
と飛躍してしまうんです。
ヒートアップした時は、これをやりがちなんです。
頭では、「私と旦那さんは価値観が違う」と頭ではわかっていても、喧嘩になってヒートアップした局面になった時は、思考のロックがかかってしまって飛躍してしまうことがあるんです。
ここが、負のループに入っていってしまう大きな入り口になってしまうのです。
ネガティブな判断をしても良いことはありません
例えば、電話の途中で嫌な気持ちになったらブチっと切断ボタンを押せる人っていますよね。それで電話を途中で切ったとして、相手があなたと別れようと思っているのかどうかというと、ノットイコールということがお分かりになりますか?
相手のことが好きでも腹が立つことをされるとそれは我慢が出来ないという人もいます。相手のことが好きだから腹が立つことをされたとしてもそれは耐え忍ぶという方もいます。
電話のお話で言うと、相手と別れる別れないということは考えていなくてただ単に嫌なことを言われたからブチっと電話を切る人がいるということ。
一方で、どんなに腹が立つことを言われたとしても、その電話をしっかりクローズさせるまで切断ボタンを押せない人もいるということ。
電話を切られたからといって、
「私は絶対に切ることなんかできないのに・・・」
「私が出来ないことを簡単にやるってことは私のことが嫌いなの・・・?」
というところには繋がらないということです。
ここが、
自分の価値観で相手の気持ちを判断している
ということです。
あなたは絶対に何があっても切断ボタンは押せない人
相手はそういう人かというとそれはわからない
ということです。
それは、その人の感覚であり価値観なわけです。
持っている価値観が違いますので、あなたの中では電話の途中で切断ボタンを押すということはとんでもないことという認識かもしれませんが、押せてしまう人からすると日常的なことなわけです。
ここで相手の気持ちを判断していくと、評価軸がズレてしまっていますので違うようねということになってくるわけです。
でも、価値観が違うということはわかっていても、多くの方は、自分の価値観で相手の行動をジャッジして相手の気持ちを決めたくなってしまうものなんです。
しかし、それをやったところでどうなるかというと、
自分が苦しくなってしまうだけです。
先ほどの話し合いのお話もそうですが、
「ここで話し合いが出来ないってことは私との今後の結婚生活を深く考えていないってことなの?」
と思ったところで、あなたに利益はありますか?というお話です。
そう思ったところであなたがつらくなるだけですし、相手はそんなことを思ってないわけですし、あなたがつらくなって苦しくなってそのつらさや苦しさを相手にぶつけてしまうと、相手はさっぱりわけがわからないという状態になってしまうんです。
ですので、
自分の価値観で相手の気持ちを決めてしまうと
良くないことしか起きません。
自分の価値観でポジティブに解釈することはOKです。
「あの人のあの行動は私のことを好きってことね!」
「やったーー!」
このように自分のポジティブの判断軸で解釈することは、プラスのループに入っていけますので、うんとやってください!
しかし、マイナスの判断を自分の価値観でやってはいけません。
これは、わかっていても本当に多くの方が陥りがちなんです。
私もご相談の中で「こうなんだよ」ということをお話しすると、
「自分の価値観と相手の価値観が違うことはわかってるんです」
と多くの方が仰います。
わかっているけれど、突発的な自分の思考を止めることが出来ないのです。
もし相手が、
「自分のことを好きじゃないんじゃないのか」
「自分に冷めたんじゃないのか」
「もしかして離婚を考えているんじゃないのか」
「夫婦のことを全然考えてくれていないんじゃないのか」
とネガティブなことを感じた場合は、
自分の価値観で相手の気持ちをジャッジしている
ことがありますので、ここに立ち返ってみていただければと思います!
今日のまとめ
・価値観がぶつかる時は「〇〇するべき」に囚われてしまっている
・自分の価値観で相手の気持ちを判断しないこと
・自分の価値観と相手の価値観は違うというところに立ち返ること
自分の価値観で相手の気持ちをネガティブにジャッジすることほど
つらくて苦しいものはありません。
すごく寂しい気持ちになったり不安な気持ちになってしまいます。
行きつくところ、
「自分は価値がないんじゃないのか」
というところまで突き進んでしまうこともあります。
あなたの存在していないルートに進んでしまうと、パニック状態になってしまうことがあります。
このような状態になった時は、
自分の価値観と相手の価値観は違うんだ!
というところに立ち返っていただいて、ネガティブな感情に支配されないようにすると、日々の生活を楽に送ることが出来ますよ!