Loveyourself~自分軸で幸せに生きるエッセンス

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絶対に謝らない夫・妻の心理とは?

皆さんこんにちは!今井ひとみです。

 

明日は平日ですが、先日お話ししたように子供の運動会が体育館で実施されます。

私自身も含めて、家族全員が初めての経験になりますが、はたしてどうなるでしょうか・・・。

 

結果は明日のブログでお伝えします!

 

それでは、今日のテーマです。

「絶対に謝らない夫・妻の心理とは?」

皆さんの中でも、旦那さんや奥さんが、何があっても「ごめんなさい」という言葉だけは絶対に言わないということで、お悩みになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

それは、どのような状況からそうなってしまっているのかをお話ししていきます。

 

 

自分が正しいと思うことで心を守ってきた幼少期の経験がある

絶対に謝らない時、どのような状況かなのでしょうか。

 

「俺がこんな状態になったのはおまえがストレスを与えるから」

「私がこんな状態になったのはあなたがストレスを与えるから

と責任をすり替えてくるのです。

 

よくあるのが、相手が不倫をしている状況で

「不倫をしたことは悪いけれど、不倫をするような状況になったのはあなたのせいだ」

ということで、このように言われてしまったという方が結構いらっしゃいます。

 

旦那さんや奥さんにこのような態度をとられると、こちら側としてはどう対応しいていけばよいのかと悩んでしまうことがあります。

 

このような方たちは、

幼少期の環境に原因がある

ということが多いようです。

ご相談をお聞きしていても、大抵の方は幼少期の親御さんとの関係性に原因がある、
心の中で黒い塊を持ってしまっているという状況が多いようです。

 

幼少期のご両親との関係性によって、自分を否定するということから逃げてきたという状態になっていくのです。

 

つまり、その人がどのように自分を守ってきたかというというと、責任をすり替えて「自分は悪くないんだ!」と思うことで、自分の心を守ってきたという背景があります。

 

このような場合は、一旦相手の家庭環境にフォーカスしていただくとヒントが見つかる可能性があります。

 

ただ、これは解決することがすごく難しい問題です。

自分は悪くないんだと言い聞かせることで自分の心を守ってきたということが染みついてしまっているわけですから、

 

自分が悪いと思うことは自己を否定すること

自分が揺らぐようなこと

になってしまうんです。

 

「自分が悪かった」

「自分が間違っていた」

と認めることは、その人にとって自分自身が揺らいでいく、立っていることが出来ないような大きな出来事なのです。

 

自分が悪かったと認めていくことは、相手にとって物凄くハードルが高いことであって、自分の心を保つことが難しくなってしまうような、危機的な状況になってしまうようなこと、ということをまずはご理解いただければと思います。

 

理解は出来ても、「自分がこうなったのはあなたのせいだ」と攻撃してこられることは、皆さんにとって受け止めきれず耐えがたいものであると思います。

 

では、どうしていけばよいのでしょうか。

まずは、相手を否定することを避けることです。

「あなたが悪いよ」

「あなたがおかしいよ」

ということを突き付けてしまうと、相手にとって自己否定されたということになってしまいます。

 

そこに強い拒否委反応を示してくる方は、心のトラウマが原因であるということなのです。

相手を否定すると、耳を塞いでしまうんです。

「もう聞きません!」となってしまい、自分がこれ以上攻撃されないようにあなたを攻撃してくる可能性があります。

 

続いて、

「そういうことを言われると悲しいよ」

「つらいよ」

「ショックだよ」

ということを伝えていくこと

です。

これを伝えつつ、「もう少し〇〇のような言い方をしてくれない?」お願いをしていくことです。

 

なぜ、こちらが悪くないのにこんなにへりくだらければいいけないのか、と思ってしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、そうしなければ相手が幼少期から持っているトラウマを抱えている場合は、耳を閉ざしてしまいこちらを攻撃していくことに繋がります。

 

それが、大喧嘩に繋がってしまう可能性もあります。


心のトラウマを持っている方は、

どのようにうまく接していくか

いうことがポイントです。

 

相手を変えていこうとするのは、すごく難易度が高いことです。

私たちカウンセラーであっても、このような方のトラウマを特定して心にがんじがらめになった鎖をほどいていくことは物凄く難しいことですし、何より相手が自分の心のトラウマに気付いて何とかしていきたいと思っていなければどうにもならないことでもあります。

 

ですので、

決して相手のことを変えよう

説き伏せよう

正しい考えを持ってもらおう

などのような方向に動かないことが、皆さんの心の健康を保つには重要なことと思います。


「謝らない」のではなく「謝れない」

相手にとっては、「自分が悪くない」と思うことで、自分の心をギリギリの状態で保ってきたという過去があります。そうすると、心に根付いてしまった自分の心を守っていく防御策であったわけですので、これを変えていこうとしても骨が折れることになってしまいます。

 

違う角度からアプローチしていくことが良いと思います。

 

先もどもお伝えした通り、

「私はつらいよ」「私は苦しいよ」とアピールしていくことです。

 

「この状態が続くと、私がしんどくなってしまうこともあるから、もう少しこういう風にしてくれない?」お願いをしていくということが、相手に受け入れやすい方法かと思います。

 

とはいえ、皆さんにも感情がありますので、

こちらがこんなにしなければいけないのかと怒りが湧いてくる可能性もあります。

 

このような場合は、

一旦相手と距離を置く

ということが必要と思います。

そのままあなたが怒りを持った状態で、相手になんとかわかってもらおうとしても、逆効果になってしまうことが多いのです。

 

「あ~イライラする」と思った時は、物理的な距離を取るということが効果的です。

その日は話をしないと決めたり、少し外に出て気分を変えたりなど。

 

謝らない人というのは自分を守っているんです。

冷静になって相手を分析していくことも一つの方法かと思います。

 

あなたのことが嫌だから話を聞いていないわけではないですし、あなたのことが嫌だから責任を押し付けているわけでもないですし、あなたのことを軽視しているわけでもありません。

 

それしかやり方を知らなかった

ということです。


それは、あなたと出会う前の幼少期からの問題であり、鎖が何重にもがんじがらめになって閉じ込められていることが根本的な問題の場合がありますので、とても複雑で難しい問題なんだということをわかってもらうと、一旦冷静になれることもあると思います。

 

言葉で口に出して「ごめんなさい」ということが難しくても、LINEなどでは謝ることが出来る方もいらっしゃると思います。その場合は、文章に切り替えていただくことも効果的かと思います。

 

相手は、

「謝らない」のではなく「謝れない」

という状況なのです。


このように相手を見ていただくと、心の整理がつくきっかけにもなると思います。

 

今日のまとめ

・絶対に謝らない人は幼少期の影響で謝らない可能性がある

・相手を否定することを避ける

・自分の悲しさや苦しさを伝えていく

・「謝らない」のではなく「謝れない」という視点で相手を見る

 

謝ることが出来ない方は、鎧を着て自分の弱い心が外に出ることを防いでいるのです。

中心にある弱い心が成長していくことで、鎧を着る必要はなくなります。

 

この仕組みを理解すると、あなたの気持ちも変わってくるかと思います!