皆さんこんにちは!今井ひとみです。
先週からパリオリンピックが始まりましたね!
前回の東京オリンピックは新型コロナが蔓延していた時期で、いつもとは違う雰囲気のオリンピックでしたが、今回は観客もたくさん入っての開催です。
以前お話ししたように、私はスポーツ観戦はほとんどしないのですが、オリンピックだけは毎回必ず見ています。
その影響で、寝不足です(笑)
選手皆さんの頑張りを見ながら、私も今週からまた頑張っていこうと思います!
それでは、今日のテーマはこちらです。
「頑張りすぎてしまう方へ~頑張らない生き方~」
頑張りすぎてしまうと、「頑張り疲れ」を起こしてしまったりしますし、
「燃え尽き症候群」という言葉もあります。
マグロって常に泳いでいないとダメ!ということでもあるように、止まってしまうとバタンと倒れてしまうというような方は、頑張り疲れを起こしやすいですので、ぜひ今日のお話をご覧いただいて改善のヒントにしていただければと思います。
なぜ頑張り疲れを引き起こしてしまうのか?
私自身も、落ち着きがないんです(笑)
1分でも2分でも空き時間があるなら、常にチャカチャカ動いてしまうということがあります。
週末、子どもたちがお休みでもバタバタすることが多く、週明けにその疲れが出てきてしまい、元気が出ない・・・なんてこともよくあります。
私もカウンセラーとして自分の心を整えるということが第一の仕事でもありますが、中々うまくいかないのが現実です。
頑張るということは、
人に大なり小なり承認を求めてしまっている状態なんです。
自分のためにやれば全て自分のために還ってくることですから、
「これは自分のためにやることなんだ!」
とチャカチャカやっていれば自分に跳ね返ってきますが、お父さんやお母さんの立場であれば、自分のためとはいえ、家族のためにやることというのも多くなると思います。
動いていることの1つ1つが家族のためであったり、少しでも家族が良い気分でいるためについつい頑張りすぎてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
みんなのために良かれと思ってたくさん頑張るわけです。
少しでも子どもたちが笑顔でいてくれたらという思いもあると思います。
そうすると、見返りを求めることが大なり小なり入ってしまうんです。
これが還ってこない状態になると、一気に疲れてしまうことに繋がります。
頑張り疲れを起こしてしまうのは、
人からの承認を求めてしまうから
人に期待をしてしまうから
ここが還ってこないと、頑張り疲れを起こしてしまう原因となります。
皆さん、自分の頑張りメーターというものがあると思います。
ここまでいくと100%
これ以上頑張ったら120%だ
ということがあるのではないでしょうか。
まずは、自分の頑張りメーターを見てみましょう!
80%くらいがちょうど良い状態だと思います。
それ以上になると、承認を求めてしまうことに繋がります。
「こんなにやっているんだから・・・」
という思いが出てきてしまうものです。
私も今月の3連休の週は120%くらいで頑張ってしまったので、やはり反動がきてしまいました・・・。日々心を整えることをしていてもそうなってしまうものです。
また、当たり前のことかもしれませんが、休憩はしっかり取ったほうが良いです。
120%でいってしまう時は、休憩も取らずにノンストップで突き進んでしまい、アドレナリンが出てゾーンに入るような感覚となり、
「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」
というように頑張りすぎてしまうことがあると思います。
休憩を取ることは、心に余白を持っていくことに繋がります。
イメージとして、スーパーの袋を両手にいくつも下げている状態だと、狭い道で前から自転車が来たとしたら危ないとなって転んでしまうことにも繋がります。
この場合は、手持ちをいっぱいにしないことが大事です。
両手に120の荷物を持っていると、普段であれば自転車がきても避けられるはずなのに、避けることが出来ず最悪の場合は骨折してしまうというような、危険なことに繋がります。
心の余白を持つということは、頑張りすぎや燃え尽き症候群を防ぐために有効だと思います。
よくお仕事で、ノリにノっている時にやってしまったことがいいということもあると思います。
これはこれで良いと思いますが、それでも休憩は必要です!
ゾーンに入ってやった後は、スイッチをパチンと切って、帰った後はお風呂にゆっくり浸かるのが良いですよ。
120%の状態で頑張ったことを1番知っているのはあなたです!
そのあなたが、自分自身を労うことをしてあげないと、120%頑張ったことを他者に承認を求めることに繋がってしまいますので、人に期待してしまい、120%やっても見返りが還ってこなくて、急に燃え尽きてしまったりやる気を失ってしまう・・・
まずは、自分の頑張りメーターを見て、現在どれくらいの頑張り度なのかを確認しましょう。
80%を超えるとアラートですので、やった後はしっかり休養を取りましょう。
極端なことを言うと、未来が見えなくなることに繋がる可能性もありますので、
しっかりチェックしていきましょう!
頑張りすぎると他者に承認を求めてしまう
頑張り疲れを起こしてしまうのは、見返りや承認を得られていないからです。
つまり、人に期待しているから。
200%頑張るということをやると、
「他の人に評価してもらいたい」
「認めてもらいたい」
という気持ちになるわけです。
お仕事でいうと、周りの上司や部下に向いてしまいますし、家庭でいうと、家族に向いていきます。
「お母さん、朝から晩までこんなに頑張っているのに、なんで1つもわかってくれないの!?」
ということになってしまいます。
もちろん、家族はお母さんが頑張っていることは認識していると思いますが、頑張りメーターが120、150、200まで頑張っているということに気付かない、わからないんです。
頑張っているということはわかりますが、
具体的にどれくらい頑張っているのかは、他の人にはわかりません。
200%頑張っているということがわかっているのは、自分だけです!
ここで、自分と他の人との間で乖離が起こってしまうい、
「燃え尽き症候群」「頑張り疲れ」に繋がってしまうのです。
「こんなに頑張っても何もならないなら、一体私の頑張りはなんだったんだろうか」
「頑張っても意味はないんじゃないのか」
「なんでこんなに頑張っても家族はわかってくれないんだろう」
という頑張り疲れを起こしてしまうのです。
頑張り疲れは、200%を超えて頑張ってしまい、その先に家族からの承認や見返りを求めてしまう、人に期待してしまう・・・。
人から求めてしまうんですよね。
200%頑張ったことでエネルギーがなくなってしまい、
「これだけ頑張ったんだから、あなたたちがよこしなさいよ」
という状態になってしまうことが、頑張り疲れを引き起こしてしまうのです。
頑張り過ぎずに生きるということが大事なんです!
頑張りすぎないためには、自分の頑張りメーターをしっかり見ていくことが必要です。
先ほどもお話しした通り、80%を超えるとアラートですので気を付けましょう。
時には手抜きをすることも大事ですよ!
頑張りすぎないためには、ノリにノっている時はいってもいいですが、きちんと休憩を取って自分を労ってあげましょう!
頑張りすぎてしまう方は、常に何かをしていないといけないと思い込んでしまっている方もいらっしゃいます。私もそうですが、1分でも2分でも時間があれば「何しようかな・・・」と思ってしまったりもします。
これが頑張り疲れを引き起こしてしまう原因となります。
少しの時間でも、休憩を取ってゆっくり気持ちを落ち着けることも大事になってきます。
休憩を挟むと、次の動作に移るまでにちょっと時間がかかるんです。
そういう意味では、頑張りすぎることを防ぐことにも繋がります。
今日のまとめ
・頑張ることは大小問わず人に承認を求めることに繋がる
・頑張り疲れを起こすのは人に承認を求めてしまうから
・毎日自分の頑張りメーターをチェックすること
・休む時間を作ることも大事
頑張らない生き方をするには、自分の頑張りメーターを毎日チェックすること!
まずは、頑張り疲れを起こしてしまう仕組みを知っていきましょう。
そして、休憩はしっかり取りましょうね!
時間を使って休める時は、お風呂にゆっくり浸かることがいいですよ!
自分自身を癒していく時間はしっかり作っていきましょう!