皆さんこんにちは!今井ひとみです。
今日はすごく暑いです!この暑さが土日も続くみたいで嬉しいです!
そんな中、夕方から真ん中の子が2泊3日でドッジボールチームの合宿に行きます。
ひとまず、体調が良くなってホッとしました。下の子も少しずつ快復してきています。
私も明日の午前中はお手伝いに参戦します!
来週からは、今日より10度近く気温が下がる日が続くようですので、この暖かい3日間を満喫しようと思います!
それでは、今日のテーマはこちらです。
「何でも妻のせいにする夫/何でも夫のせいにする妻」
明らかに自分が悪いはずなのに、こちらに責任をなすりつけてくる・・・
皆さんも、こんな場面に遭遇したことはあるのではないでしょうか?
特に、現在このような状態が続いている方は、ぜひ今日のお話をご覧ください!
相手のせいにするのは自分を守りたいから
簡単に言うと、相手のせいにばかりする人は
「ごめんなさい」が言えない人
ということです。
自分の非を認めることが出来ないのです。自分が悪い、ということは言いますけれど、
俺も悪い「けど」おまえもこうじゃないか?
私も悪い「けど」その言い方おかしいんじゃない?
というように、何でも責任転嫁して、自分が悪いということを認めずに、
「ごめんなさい」が言えない、相手のせいにしていくという状態です。
大本を正すと、自己保身が強い方ということなんです。
自分を守ることを徹底しているのです。
これは、昨日今日このようになっているわけではなく、多くは幼少期の出来事をキッカケにして自分を守るほうに走っていった方が多いです。
自分の身を守ることで精一杯という状態なのです。
この人たちにとって、自分が悪いと認めることは、自分自身がガラガラと音をたてて崩れていくような状態になります。
ですので、自分の非を認めることは、自分の足元を揺るがす大きな出来事なのです。
元々自分に自信が無い方がいて、自分が出来ないことや自分が悪かったことを認めたくない・・・認めてしまうと自分を否定することになるからです。
自分自身を守った後は、自分が被害者になるのです。
「自分だって責められてつらい」
「自分だってこういう経緯でつらかった」
僕・私はつらかったという方向に動いてしまいます。
そのため、この方にやってはいけないことは
責めることです。
責めることや否定すること、怒ること、強い口調で物を言うことなどをすると、
「僕・私は被害者です」
と、まんまとそのような構図になっていくということです。
そのような状態になると、より一層被害者意識が強くなっていきます。
根に持つんですよね。
「あの時お前は俺に〇〇した」
「あの時あなたは私に〇〇した」
というように、その自分が被害者になれるポイントを根に持ち、ネタにして持っておいているような状態になります。
こうなると、全く話し合いになりません。
気付けば強い口調で言い合いなどになり、大喧嘩に発展してしまうことが多いのです。
論点をすり替えてくることがすごく上手なのです。
小さい頃からずっとそのように生活してきた可能性が高く、論点をすり替え、自分が被害者になり、相手に責任を転嫁することで自分を守ってきた方です。
このような厚い鎧を着て、自己防衛をしてきたのです。
対応方法①
では、このような方にはどうしていけばよいのでしょうか。
1つ目は、
あなたが被害者になること
が有効です。
強い口調でいかず、弱々しくいきましょう。
「そういう風に言われると私は悲しい」
「そういう風に言われると私は悲しい」
というように、自分の感情を口に出していくと良いです。
このような場合は、
あなたが被害者になれば良いのです。
問題は、相手が被害者になりたいわけですから、こちらが加害者になると相手の思う壺となり、相手のペースにはまっていってしまい、論点をすり替えられ、こちらが悪いということになっていきます。
そのため、こちらも被害者になり相手と同じ立場になるということです。
ここは譲ってはいけません!
このポジションを譲って相手が攻撃側に回ると、一気に被害者意識が加速してしまいます。
ですので、あなたも被害者になるということが大事なのです。
決して、相手にアタックしてはいけませんよ!
対応方法②
2つ目は、
「相手に言い返さないこと」
です。
キャッチボールをイメージしていただければと思います。
キャッチボールをしていて、素手でボールを掴むと痛いですよね。その時に、痛かったからといって相手に向かってボールを投げ返してはいけないということです。
投げ返すと、相手からさらに強いボールになって返ってきてしまうのです。
これを私は、「雪だるま方式」と呼んでいます。
どんどん強く大きくなっていく・・・。
素手で掴んで痛かった時は、
その時点で相手に投げ返さずに「痛いよ」ということを言ってあげましょう。
それでもやめてくれなければ、よけるしかありません!
皆さんの中で、相手から投げてきたボールを素手で受け止めてしまい、
「絶対に投げ返してやる!」
と思ってしまう方が結構いらっしゃいます。
これをやっても雪だるま方式になってしまい、あなたの手がジンジンと痛くなり、真っ赤に腫れていくだけです。
ですので、これは一旦受け止めてやめるか、受け止めずにスルーしてください!
よければ痛くありません!
何度投げられても何度でもよけてください!
よけることを続けていると、相手は疲れてきます。何度も何度も人を攻撃し続けることはそう簡単ではありません。
相手は、自分の身を守ることで精一杯ですから、それが1番大事なのです。
そうなると、一方的に加害者になるということはしてきません。
ここも特徴的な部分です。
決して、
「あなたの言い方が悪い」
「あなたの考えがどうかしている」
ということは言ってはいけません!
言ったとしても、言えば返ってきて雪だるま方式に大きくなっていってしまい、些細な出来事が夫婦の関係性にヒビを入れることになり、大きな喧嘩に発展してしまいます。
まともに聞かないでください!
右から左に聞き流してください!
言葉としては聞いていただいても良いですが、「受け止めない」ことが大事です。
相手の言うことを端的に要約すると、
「全部あなたが悪い」
ということを言っているのです。
「私も悪かったけれどあなたのほうが悪いよ」
「あなたがそういうことをしたから私がこうした」
「私がこういう行動をしたのはあなたのせいだ」
というように言ってきていますので、聞かなくて良いのです。
まともに受け止めなくて良いのです。
なぜなら、自己を守る人だから。
小さなころからずっとそのように生きてきたわけです。
ここは割り切って、まともに聞かないようにしましょう!
まともに聞いて、理解して、反応しようとするとあなた自身が疲れてしまいます。
「黙っていること」が1番賢い対応です。
今日のまとめ
・人のせいにする人はごめんなさいが言えない
・被害者になり自己防衛に走る
・あなたが被害者になりましょう
・相手に言い返さないようにしましょう
・相手の話を聞き流して黙っていることが賢い選択
私は、何でも相手のせいにする人の味方をするわけでもなく、あなた自身に「折れなさい」と言っているわけでもありません。
「賢くやっていきましょう」
という思いでお話をさせていただきました。
やり返しても言い返しても、意味がなく、それどころか倍になって返ってきてしまい、あなたの痛みが大きくなっていくだけなのです。
相手にぶつけたい気持ちは、それを受け止めれてくれる友人やご両親などにぶつけていってください。
まずは、あなた自身の身を守っていきましょう!
決して、素手で相手とキャッチボールをしてはいけませんよ!